スモールワールズ読了

感想・書評

好きな作家さんの1人になりました。

こんにちは~とうふちゃんです。今年の冬は暖冬と言われていましたが、やはり冬ですから寒い日は寒いですね。私は、本屋さんで本を大量買いしてお家に籠もっていました。(日常)

そんな中、一穂ミチさんの「スモールワールズ」という作品に出会いました。あらすじは

夫婦、親子、姉弟、先輩と後輩、知り合うはずのなかった他人_書き下ろし掌編を加えた、七つの「小さな世界」。生きてゆくなかで抱える小さな喜び、もどかしさ、苛立ち、諦めや希望を丹念に掬い集めて紡がれた物語が、読む者の心の揺らぎにも静かに寄り添ってゆく。吉川英治文学新人賞受賞、珠玉の短編集。(小説の裏に記載のあらすじ引用)

短編集って1つくらいはあんまり好みじゃないなとか、あるかと思うんですけどこの作品はぜ〜んぶ面白くて引き込まれました。ちなみに私の1番のお気に入りは・・・、「魔王の帰還」ですかね(^^)

お姉さんと弟の掛け合いが面白くて、でも、お姉さんの抱える悩み??を思うとちょっと切ない・・・。最後の最後には少し希望も感じる。そんな作品でした。

あと、「愛を適量」も物語の最後のほうの急展開に「え!?」って一瞬なりましたが、最後まで読み終えると温かい気持ちになる作品でした。

とにかくどの作品(物語)を取っても、物語の世界に引き込まれて面白かったです。

(登場人物たちの心情や描写が細かくて想像しやすいんです。)

いまは「光のとこにいてね」を早速読んでいるので、どういう展開になるのか・・・。楽しみです!!

気になった方はぜひ、手にとってみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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