「妻が椎茸だったころ」を読了して・・・オチが面白い短編集

感想・書評

タイトルに惹かれて購入し・・・

こんにちは〜とうふちゃんです。今回は「妻が椎茸だったころ」を購入し、読み終わりましたので、感想をブログでシェアしたいと思います🥹👏

ちなみにコチラの本は短編集になります🤗

あらすじ

亡き妻の残したレシピをもとに、椎茸と格闘する泰平は、料理教室に通うことにした。

不在という存在をユーラモスに綴る表題作のほか、叔母の家に突如あらわれ、家族のように振る舞う男が語る「ハクビシンを飼う」など。

日常の片隅に起こる「ちょっと怖くて、愛おしい」五つの偏愛短編集。<泉鏡花賞受賞作>

妻との死別の後、泰平は自炊を始めた。

残された妻のレシピメモを見ながら格闘する日々、やがて泰平は料理教室に通いはじめるが……。

亡くなった妻を思う男の気持ちを少しユーモラスに、切なく綴る表題作「妻が椎茸だったころ」のほか、温泉宿とその土地に纏わる物語、偶然出会った石の収集家との会話の中から浮かび上がるもうひとつの物語「蔵篠猿宿パラサイト」、亡くなった叔母の家に突如現れ家族のように振る舞う男が語った叔母との関係をコミカルに描いた「ハクビシンを飼う」など、日常の片隅に立ち上がる「ちょっと不思議な」五編の物語。

アマゾン引用

感想

中島京子さんの作品ははじめましてでした👏1つ1つのお話は短編集なのでサクサク読めます。

読後には少し奇妙で不思議な感じがする物語がたくさんです。

私は、表題作にもなっている「妻が椎茸だったころ」と、「蔵篠猿宿パラサイト」がお気に入り。

妻が椎茸だったころは、読後ほっこりする内容。妻のメモに残された、「私は椎茸だった」とは何を意味するのか・・・。

その意味が分かったとき、泰平(主人)は何を思うのか。

料理を通じて、いまは亡き妻を感じる温かな物語。

亡くなった人のメモ(筆跡?)を見るとジーーーンとすることありますよね🥹その感覚に近いのかな?と思いました。

しかも、そのメモに「私は椎茸だった」とか書いてあったら確かに真相を知りたくなるかも😅

一方、「蔵篠猿宿パラサイト」はSF的な物語。仲良しな友達同士で旅行に行き、その旅先で不思議な話を聞く。

その話を聞いているだけでもゾクゾクなのに、最後の最後、友達が振り向いたら??😱😱

最後のオチに思わず「ひょえ〜〜」となるお話です。

もし、友達があんなことになっていたら・・・自分なら。逃げます!!😂💦

最後のオチがあまりにもゾワゾワ・・・🥲💦

もちろん、他のお話ももれなく面白いので、ぜひ気になった方は読んでみてね!!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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