読んでる最中から学びがたくさん・・・。
こんにちは〜とうふちゃんです。先日、原田ひ香さん著・「財布は踊る」を読み終えました!読み始めから最後まで読んでとても学びの多い作品でした(^^)
物語は1人の視点からではなく複数の人の視点から進みます・・・。一見バラバラに思えるお話がとある財布を中心に繋がっていく感じです。
この本を読みながら思ったこと。それは、いかに自分が経済的に恵まれた状況下にいるか・・・。と言うことです。 冒頭に登場した「葉月みづほ」は月々5万円でやりくりし、(旦那さんから頂いた)そのうち約二万貯金をある目的のために貯金している。 小さな子どももいてこれは凄い。と、思わず感心してしまいました。 もちろん、物語自体はフィクションなのですが、よく節約雑誌を読んでいる私は意外とこのような家庭はゼロではないな。と思いながら読んでいました。
色んな視点を交えながら、それぞれのお金に関する悩みが、リアルに書かれていて中盤からは本の世界に引き込まれサクサク読むことができました。
生活するうえで、お金との関係は誰もが切っても切れないと思います。だからこそ共感や学ぶことが多かったのかもしれないです。
奨学金問題で悩んでいた「麻衣子・彩」この二人の最終的な結末には、少々衝撃もありました。ただ、お金に関する悩みを抱える人の小説というだけではなく、葛藤や人間模様も細かく描かれています。
誰もが共感できる小説であり、たくさんお金についても、豊かな生き方についても考えさせられる・・・そんな1冊です。
個人的には、「麻衣子・彩」の友情がよく分かるシーンが、ほろりときました。みなさんは、どの視点のお話が、胸に刺さるでしょうか??
とっても読み応えのある作品だったのでぜひ手に取ってみて下さい(^^)
ちなみに、こちらも読み始めました。「彼らが本気で編むときは、」。こちらも読み終わりましたら感想を書きたいと思いますのでよろしくお願いします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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