最近の読書事情
こんにちは〜とうふちゃんです。皆様、暑くて外にもなかなか出たくない季節ですが、本屋さんなどには行かれてますか?🥹私は、結構な頻度で本屋さんに行くのですが、最近はナツイチなどの特設コーナーが出来ていて嬉しいです!あと、夏休みの図書課題コーナーなんかも気になっています・・・。とにかく、「今」本屋さんがすっごく楽しいのです💫 ですから、読む手を止めている場合でもないですね・・・😅💦

水を縫う あらすじ
いま一番届けたい 世の中の〈普通〉を踏み越えていく、新たな家族小説が誕生! 「そしたら僕、僕がドレスつくったるわ」“かわいい”が苦手な姉のため、刺繍好きの弟は、ウェディングドレスを手作りしようと決心し――。
手芸好きをからかわれ、周囲から浮いている高校一年生の清澄。一方、結婚を控えた姉の水青は、かわいいものや華やかな場が苦手だ。そんな彼女のために、清澄はウェディングドレスを手作りすると宣言するが、母・さつ子からは反対されて――。「男なのに」「女らしく」「母親/父親だから」。そんな言葉に立ち止まったことのあるすべての人へ贈る、清々しい家族小説。第9回河合隼雄物語賞受賞作。 (アマゾン引用)
読み終えて・・・感想
まず、この本を選んだ理由の1つとして、本の登場人物が刺繍する描写があるところがあるので、自分に重ねやすいかな?と、思い選びました。 ちなみに、その刺繍が好きなのが、高校一年生の男の子、清澄です。この本では、「男の子だから」「女の子なんだから」「いい歳なんだから」など、世の中で良く言われるフレーズに疑問を投げかけるような登場人物たちの葛藤が描かれており、そこに非常に共感しました。 最近ではそれこそ、性差別はタブー視されていますが、それでも「根絶」とまではいかないのではないでしょうか? 誰もが抱える「〜〜なんだから」という決めつけなどに対する悩みにそっと寄り添ってくれる1冊です。
また、初めはやや、家族間での思い違い・すれ違いがあったのですが長女・水青の結婚式に向けて家族の絆が深まっていく。暖かい物語でもあるのがとても好きでした。

持ち歩いて読んでいました
皆様も、素敵な1冊に出会えますように・・・😇
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!🤗
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